Institut Lyonnaisに9週間通った感想
極貧ワーホリAsukaです。
予算重視で語学学校を選んだのですが、
私の主観的な感想を残しておこうと思います。
私が通った学校はこちら。
Institut Lyonnais / アンスティチュート・リヨネーズ
フランス語:https://www.institut-lyonnais.com/fr/
英語:https://www.institut-lyonnais.com/en/
1. 国籍の割合
これは自信をもって言えます!
ほぼ韓国人です!
韓国が学生の大多数を占めており、15名クラスのうち、
7~8名が韓国人、1~2名が日本人でアジア色が強いです。
これは近年の傾向であって、私が通っていた期間に限らず
通年で韓国を筆頭にアジア人が多いとのこと。
その他、ブラジル、ベネズエラ、イタリア、ベルギーなど南米・欧州からきた学生もちらほら。
韓国人独特の発音に影響されないように必死でした。
私が仲良くしていた韓国人学生たちは、最初こそ韓国人だけで固まっていたものの、
それぞれ個人的に付き合うようになり、最終的には仲良くなった韓国人の子と2人で出かけたりしました。
欧州系の友達がほしい!
アジア色の濃い学校は避けたい!
という方にはおすすめできません。
2. 先生のクオリティ
先生によって個人差はあるし、
学生との相性もあるので、これは本当に個人的な感想です。
在籍している先生方のなかで、
初級者担当、上級者担当とざっくり分かれていましたが、
初級者担当の先生がバカンスに入ると上級者担当の先生がヘルプで
週数時間授業を持つことがありましたし、その逆もありました。
最初の3週間は一番初級のクラス、
6月末に1週間の学校のバカンスを挟み、
7月から2番目のクラスで勉強しました。
お世話になったのは5名の先生。
男性A:文法には詳しいが、スピーキングの授業がつまらない、授業自体が単調
女性B:7月から他の学校に移る、説明は丁寧だが、ムラのある説明、
曜日によってやる気がない時がある
女性C:ベテランの先生だがかなり雑、学校の制度に文句が多く、話が脱線しがち
男性D:上級者担当の先生、授業の内容が全く理解できない
女性E:遅刻や宿題未提出に厳しい、説明はすごく丁寧で分かりやすい
こんな感じ。
Dさんは、上級者には良い先生かもしれませんが、
初心者には馬鹿にされているようにしか感じられない、
完全に自己満足な授業をする人に感じられました。
Eさんが唯一の救いで、
卒業するときにメアドを教えてくれて、ビズしてお別れしたくらい
お世話になりました!
3. 授業数
初心者クラスの学生たちのほとんどが
週20時間=1番授業数の多いコースをとっていました。
私は週15時間のコースで申し込みをしていました。
15時間の学生は、アトリエと呼ばれる授業2コマと通常の授業を3コマ受けないというシステムでした。
この受けない授業コマは、交渉次第でどうとでもアレンジできます。
私は男性D先生の授業は絶対に受けたくなく時間の無駄にしかならないので、
その旨を学校の管理部に言ったところ、快く選択変更を許可してくれました。
言ってみるものです。
正直私には15時間が丁度良かったですし、
20時間の学生はだらけて、さぼってる子もいました。
個人個人のモチベーション次第ですね。
4. 時間割
これは学校側の裁量になるのでコントロールは不可能。
もし平日全て午前中がいい!という方がいれば、
それは管理部に相談してください。
月曜は初級、火曜は初級2~なんていう取り方をしてる学生もいたので、
交渉次第です。もちろん授業についていけることが前提だと思います。
参考までに私が滞在していた時期の時間割です。
【時間割2018/06~2018/08まで】
①6月第1週~3週までの時間割(一番初級クラス)
バランスが良かった、午前と午後が交互にあるので、
朝ゆっくり出来る日もあれば、午後に自由時間が長い日もあった。
②7月第1週~4週
バカンス明け、新学期に入ってからのスケジュール。
前学期に比べて週15時間の学生がスキップしやすくなった。
③7月第5週~
一番良かったE先生がバカンスに行ってしまった絶望の2週間スケジュール。
夏休み中にくる学生が多く8月特別スケジュールだそうです。
5. 管理部の対応
エージェントへの返信は早いくせに、学生に対する対応は遅いと評判。
管理部のボスが変わって、全然仕事のできない人が赴任してしまったそう。
それから、ディレクターと呼ばれるアドバイザーのようなポジションの人が
受付でも活躍するという多忙さが垣間見えました。
ホームステイから学生寮に急遽変更した私の友人は、
何度も催促しても学校側からの返金がなくげんなりしていました。
私もホームステイの食事プランに関して返金が必要だったため
管理部に交渉しました、強気で。
①8/3にリヨンを出発するから7/31までに必ず返金してほしい
②フランスに銀行口座を持ってないから現金での返金を強く希望
③もし現金返金が難しいのであれば振込手数料が学校負担で日本の口座に振り込むよう
以上3点をつたないフランス語で伝えました。
するとあっさり期日通りに現金返金してもらいました。
友人は、フランスに口座があるなら口座に振り込む、手続きに時間がかかる
と言い訳されてたのでちょっと拍子抜けでした。
タイミングにもよるようですが、強めに交渉するのは大事ですね。
6. まとめ
私の個人的な感想として
「価格相応な語学学校」という表現しかできません。
授業料が安い分、先生に支払われる報酬も低いのでしょう。
良い先生が他の学校に流れているのが容易に想像出来ました。
若い先生は少なく、年齢は年配気味でした。
宿題も全然なく、その分自分で勉強すれば伸びしろは無限大です。
他の語学学校に行っていないので
比較の余地はありません。
もしまたリヨンで語学学校に通うことになるならば
私はこのInstitut Lyonnaisを選ばないと思います。
レベルが上がるに伴い、先生の質も求められるからです。
学校でできた友達とお世話になったE先生には感謝です!