リヨン発ペルージュ観光!片道€2で行けるフランスで最も美しい村
本日はリヨンから日帰り、半日あれば行けてしまう
『フランスの最も美しい村』ペルージュをご紹介します。
1. フランスの最も美しい村とは
フランスの各村観光局公認サイト「ボン・ボヤージュ」
(http://www.bonvoyage.jp/plus-beaux-villages/)によると、
フランスの最も美しい村(仏:Les plus beaux villages de France)協会は、クオリティの高い遺産が多く残る、『フランスの田舎の小さな村』の異なる歴史遺産の価値の向上、歴史遺産の保護、そして観光に関連した経済活動の促進を目的として、1982年に発足しました。
登録にも条件があり、ざっくり言いますと、
「人口が少なくて都市化してなくて歴史的価値のある建物や町並みが残っていて、保全活動や宣伝をしている村」です。
公式ホームページはこちら
http://www.france-beautiful-villages.org/en
2. ペルージュの歴史
14~15世紀に織物産業で栄えたペルージュですが、
18世紀に入り交通網の変化や産業の機械化に伴い、次第に衰退。
村民はより便利な町メクシミューへ移ってしまい、
人口は1500人から90人まで減少しました。
20世紀にはたった8人になってしまった時期もあったそう。
1911年に村の保存委員会が発足し、
村の修復や保全にあたり、現在では中世の町並みが残る、
「フランスで最も美しい村」に登録されている観光地となりました。
中世の美しい町並みが残っているため、
フランスの時代劇のロケ地としても使われているようです。
3. たったの2€!リヨン市内からバスでの行き方
リヨンからペルージュへはバスで1時間程度です。
私営のバスで向かいます。
バス会社はPhilibert社(https://philibert-transport.fr/)ですが、
リヨン市内を走っているバスと外見はさほど変わりません。
郊外に住む人の通勤の足のような路線です。
バス自体は大型の観光バスでしたが、これは夏のハイシーズンだったためなのか
通常運行なのかはわかりません。
バス停は、リヨン・ベルクール広場から徒歩5分もかかりません。
ベルクール駅Bellecourからローヌ川方面・ギヨチエール橋Pont Guillotiereの方向へ歩き、
橋は渡らず、川沿いにあります。
バス会社の情報には、
グランド・ホテル・デューGrand Hotel-Dieuの前とありますが、
目の前にはバス停がないので、北にある次の橋ヴィルソン橋の手前のイメージです。
4. バスの番号と降りるバス停
リヨンからペルージュに向かう際はBourg-en-Bresse行きの134番のバスに乗り、
Meximieux/Pérouges Gendarmerieというバス停で降ります。
バス乗車時に2€を支払います。
この時どこまで乗るかを聞かれるので「ペルージュ!」と元気に伝えておき、
前方に座っておいてください。
バスの運転手さんは親切な方が多いので、ペルージュについたときに教えてくれると思います。
観光客アピールをしておいて不便はないです。
バスの本数は多くないので、事前に調べてくださいね。
平日と休日、また平日でも曜日によってダイヤは異なります。
2018/09/08現在の情報をリンクしておきます。
https://philibert-transport.fr/wp-content/uploads/2017/09/132_Lyon-1.pdf
5. バスを降りたら結構歩く
バスを降りてからネットにつないでgoogle mapを使う気満々だったのですが、
田舎だからなのか、3Gでも全然動かない!
焦っていたところに、上品なおばあ様が通りかかり、
ペルージュの方向を教えてくれました。
「歩きで大丈夫?車出そうか?」
とまで言ってくれた。優しい。
80歳を超えていそうなマダム、お気持ちだけ頂いて徒歩で行きました。
単純な道のりですが、周りに何もないので不安になります。
是非事前にgoogle mapをスクショしてお出かけください。
1.5キロ歩きます。
赤ルートは遠回りだけど、ツーリストインフォメーション(観光案内所)の前を通り、
正面入り口から入ります。
青ルートは村の裏側に到着する短縮ルート。
坂がきつかった。
おすすめは、往路:赤+復路:青です。
いずれも歩道が狭いので車に気を付けて歩いてください。
村に到着するまでお店はないので、
もし飲料などが必要な場合はバス停近くのスーパーで買ってから行くのが良いです。