フランス留学はパリだけじゃない「リヨンを選んだポイント5つ」
私Asukaは5/28にパリに入り、母の観光に付き合い、
6/1にリヨンに入って9週間語学学校に通いました。
フランス留学だと、知名度的にパリが断トツ人気だと思いますが、
この記事を読んでいただければ、いかにリヨンが快適で過ごしやすい街だということをわかって頂けるのではないでしょうか。
・治安
旅行で数泊するのと、長期で滞在するのとでは全く違います。
パリはヨーロッパきっての大きい都市、観光都市でもあるので、
夏の時期に限らず年中スリが多く、治安面では不安しかありません。
スリだけでなく、住宅への強盗などホテル滞在では注視しないところにも気を付けなければいけません。
また、ニース・モンペリエ・マルセイユなどの南仏の大きな都市も
治安はよくありません。
特にマルセイユは、現地フランス人が口を揃えて「危ない街」と言うところ。
どうやらフランスのマフィア関係の拠点がマルセイユにあるのだとか。
フランスで知り合った一見イタリア人のようなノリのフランス人中年男性は「マルセイユでは大きな家も中くらいの家も小さい家も、それぞれ空き巣が入る」とまで言っておりました。実際には行ってないので、どんな雰囲気かはわかりませんが、ここまで止められると行く気が失せてしまいます。
リヨンは実際に住んでみて、とっても治安のよい街だと思います。
もちろん日本に比べればスリもいるし、劣る部分はありますが、
リヨン留学していた友人は、治安の良さが仇となり、ロンドンに観光へ出掛けた際にスリにあっていましたし、カチカチの防御も緩んでしまうくらいの治安の良さです。
ルミエールの町(ルミエール=光)という表現もされるリヨンは、
他の都市に比べてごみ箱と街頭が多いように感じました。
・物価
食品や日用品に関しては、どの都市を比較しても、そこまで大きな差はないと思います。ただ、ここで着目したいのは「家賃」です。
約2か月語学学校に通った期間、仕事はせずに勉強に専念する計画でした。
少ない貯金から捻出する約2か月分の家賃は大きな負担でした。
家賃が群を抜いて高いパリに住むのはほぼ困難だったため、
他の都市を調べました。
都市の大きさからニースも候補にあがっていましたが、
生憎ニースもパリに負けるとも劣らない金額…
物価の低い都市を調べるとトゥールーズとリヨンがよさそうでした。
・交通
トゥールーズとリヨンだったら、パリからのアクセスはもちろん、
観光地へのアクセスの良さは圧倒的にリヨンの方が条件がよさそうでした。
市内の交通に関してリヨンはメトロ・トラム・バスの運行があり、
市内全体を網羅している印象がありました。
リヨンから日帰りで行ける観光地も多く、そこも魅力のひとつでした。
・学生の街
リヨンは学生の街、リヨン大学もあるため
フランスだけでなく世界各国から学生が集まってくる街です。
語学学校を調べてみても、多くヒットしてきました。
「語学学校が多い=ホームステイ先や学生寮も多い」という方程式のもと、
街自体が海外からの学生に慣れていた方が困ったときによいのではないかと考えました。
・仕事面
観光の仕事をしたい!という決意はあったものの、
フランスの失業率もかなり高い、、、仕事が決まるまでかなり不安でした。
特に貯金が最低限の予算で日本を出発してきたので、
貯金が尽きたら日本に帰国しないといけない焦りが常にありました。
(今もあります)
観光に関わる仕事が見つからなかった場合、留学している街にそのまま住んで、
日本食レストランで働くしかない=日本食レストランが多い大きめの街を選ぶ必要がありました。
リヨンはフランス随一の「食の都」
日本食レストランもとても多い街です。
・まとめ
治安もよく、家賃も安い。
学生が過ごしやすく週末も出掛けやすいリヨンは日本人からの留学生にとって
とても過ごしやすいストレスフリーな街です。